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2008年10月12日 (日)

“王者”に挑む。

プレーオフ第2幕、チャンピオンシップ・シリーズ。・・いよいよ各リーグの“チャンピオン”を決める戦いが始まったのだ。ナショナル・リーグは“熟成された赤い爆弾”「フィラデルフィア・フィリーズ」vs“マニーを止めろ”「ロサンゼルス・ドジャース」。アメリカン・リーグは“王者”「ボストン・レッドソックス」vs“2008年の奇跡”「タンバベイ・レイズ」。

レイズは突出した破壊力を持つわけでもなく、圧倒的な投手力を持つわけでもない。集中力と守備力で勝ち抜いてきたチームといえるのではないだろうか。ショートのジェーソン・バートレットを軸にセカンドの岩村明憲、サードのエバン・ロンゴリア。・・前年から総シャッフルされた“ゴールドグラブ・クラス”内野陣がチームの良い流れを生み出していることは間違いない。そしてそこから派生した流れが大きな相乗効果となり、レイズは“負けない”チームへと変貌したのだ。

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「“最強”になりたければ、“最強”を倒さなければならない」・・レイズは屈強が立ち並ぶアメリカン・リーグのイースト・ディヴィジョンでオリオールズを、ブルージェイズを、そしてヤンキースをも蹴散らし、遂には追い詰めてくる“王者”レッドソックスにも競り勝ってレギュラーシーズンでの優勝を手にするのだ。

しかし、“王者”はカンタンに消えはしなかった。ワイルド・カードでプレーオフに這い上がってきたのだ。・・レギュラー・シーズンでの戦いはプレーオフでリセットされる。この“最強たちの短期決戦”を勝ち抜いたものこそ真の王者の称号を手に入れるのである。・・レッドソックスは第1幕ディヴィジョン・シリーズで強敵“常勝の天使”「ロサンゼルス・エンゼルス」をあっさりと葬り、今、再びレイズの前に立ちはだかったのである。

「ここまで来たのはシーズンを通じて強さを維持し続け、重要な試合を勝ち抜いたチームばかりだ。どうせ倒すなら、あらゆる面で手強い相手がいい」・・レイズのセットアッパーの要、トレバー・ミラーは言う。

ムードメーカーであるゲーブ・グロスも語る。「来るべくして来たチャンスだ。俺達は彼らが上り詰めた場所を目指している。手に入れるには、彼らから奪うしかない」

アメリカン・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ。レイズが“王者”を迎え討つ。

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